駐車場を持っている地主さんから、「駐車場と隣の土地の間に木杭を打とうと
思ったんだけど、地面がカチカチで打てないので何とかならんか?」との
相談があり、「じゃあ僕達が打ちましょう!」とその仕事を買って出ました。
この地主さんは正直言って、いい年の方です。
いい年で、それ程力もないから大変なんだ、僕達がやれば「あ!」と言う間だよ!
と、なめてかかって作業をしに行ったら、しっぺ返しをくらいました。

(一生懸命掘っている曽我君です。頑張ってねー)
いざ、杭を打ってみると、全然杭が地面に入ってくれません。
それもそのはず、この駐車場は砕石(さいせき)と僕達が呼んでいる
土と石の混ざった材料を敷き詰めていて、おまけに敷き詰めた後に
ロードローラーという重機で踏み固めてあったのです。
これはアスファルト舗装をする時なんかの下地として施行する時に使われる
方法で、駐車場で舗装まではしない場合によく使われる仕上げです。
「いやー大変だー!」
でも「買って出た」からには投げ出す訳にはいきません。
鉄の杭で表面を少し削って、特殊なスコップで掘削してゆきます。
この仕上げは、だいたい地表かた30センチくらいまでしかないはずなので、
大変なのは最初の30センチだけ!
あとは普通の地面のはずだから、そこまで掘れば大丈夫。

新人の曽我君と一緒に交代で作業して、何とか作業を終える事ができました。
いやー良かった良かった。
久しぶりに大きなハンマーを振って杭を打ち込んだので、手の握力が抜けてしまい
、しばらく上手く物が掴めませんでした。
最近は、こんな仕事をやらなくなったからなー。
明日は筋肉痛かなー?・・・いやもしかして明後日?
はー年を感じます・・・。


